myFlightradar24で自分のフライト記録を分析

myFlightradar24の使い方は前回の記事へ

前回の記事では、myFlightradar24を使って過去のフライト情報を入力する方法をご紹介しました。

myFlightradar24に過去のフライト記録を入力してみた
飛行機好きの皆さん、「今まで何回飛行機に乗ったんだろう?」「1番多く利用したことのある航空会社は?」と気になったことはありませんか?私はめちゃくちゃ気になります。あのFlightradar24が提供するサービス飛行機の位置情報をリア...

こうして丸1日を費やして入力した過去の搭乗記録。では、項目ごとに詳しく見てみましょう!

数値で見る搭乗記録

  • 搭乗回数:109回
  • 移動距離:260,654km 地球6.5周
  • 搭乗時間:393時間10分 16.4日
  • 排出CO2:32.5トン

祖父母の家への帰省時は車か新幹線だったし、修学旅行で飛行機に乗るほど遠くへ行くこともなく、初めて自分で航空券を買ったのは大学生になってからです。

1年に何度も飛行機に乗るようになったのはここ数年のことなので、100回を超えているとは思っていませんでした。

ただ、例えばANAで大阪からアメリカに行くときに、伊丹→成田→サンフランシスコと乗り継いだことで3回とカウントするのはちょっと違う気もします。まぁ、そんなことを言うとどこまでを「1回」と定義するかもわからなくなってきますが…

移動距離についてはあまりピンときませんが、CAやパイロットの方々だと100周はゆうに超えていることでしょうね。

座席クラス:エコノミーが9割近く

プレエコとビジネスを隔てるこの薄い壁が10万円以上の差を生むのです。

  1. エコノミー:94回
  2. エコノミー+:5回
  3. ビジネス:10回

エコノミープラスやビジネスに乗ったのはここ1、2年のことです。

ちなみに、分類にはプライベート、ファースト、ビジネス、エコノミープラス、エコノミーの5種類がありますが、自分の中ではこのように定義しました。

  • プライベート:今度ZOZOTOWNの前澤さんに連れて行ってもらいます
  • ファースト:未経験です 成田→ニューヨークのANAファーストに乗りたい
  • ビジネス:国際線ビジネスと、ANA国内線のプレミアムクラス
  • エコノミー+:ANAのプレエコ、LCCのバルクヘッドや非常口席など追加料金を支払ったちょっと広い席
  • エコノミー:エコノミー

ANAの国内線のプレミアムクラスをビジネスクラスとして入力するのは妥当だと思っています。逆に、私は未経験ですがJALの国内線ファーストクラスをファーストとして割り当てるのはちょっと違うかなと。

LCCの場合も、以前Jetstarでマニラに移動した際に、物は試しで2,000円ほどの追加料金を支払って機内食付きのバルクヘッドに座りました。これもエコノミーではなくエコノミープラスってことでいいかと思っています。

あと、例えばヨーロッパ域内のビジネスクラスも、単にバルクヘッド席で中央席ブロックしただけじゃん、と言いたくもなりますが、堂々とチケットにビジネスと書いてあるのでそれはよしとしました。

座席位置:窓側・通路側ほぼ半々

窓側に座ればこんな景色も見られます笑(サンフランシスコ上空で燃料投棄中)

通路側のほうが多いと思っていましたが、意外と半々でした。

私の性格の場合、窓側に座っていてトイレに行きたくなった場合、隣の人がどれだけ穏やかそうな人に見えてもすごく気を使ってしまうので、3時間を超える国際線のフライトでは基本的に通路側を選んでいます。

逆に、1〜2時間程度で到着する国内線では、トイレの心配をあまりしなくてよいため、窓に張り付いて景色を眺めることが多いです。

もちろん、国際線でも、ビジネスやプレミアムエコノミーなど隣の人を気にしなくてよい場合は窓側を選びます。

搭乗理由:レジャー7、仕事3

1社目には3年半ほど勤めたのですが、国内は東京、海外はアジアやアメリカなどへの出張がありました。

平日の伊丹〜羽田便の優先搭乗の列に並ぶ出張族の皆さんは、9割が仕事になりそうですね。

学生時代、黒いスーツでリモワをひいてラウンジに入っていく出張族に憧れて、海外出張のある会社に入ったのですが、実際自分が出張するといろいろと大変でした…

渡航大陸:未経験は南米のみ

マドリードの空港がかっこよかった

  1. アジア:173
  2. ヨーロッパ:21
  3. 北アメリカ:17
  4. オセアニア:6
  5. 南アメリカ:0

ヨーロッパ、乗り継ぎがあるのでもっと多いかと思っていましたがそれほどでもなかったです。

また、次に長期で休みが取れたら絶対に南米に行こうと思っています。

空港・航空会社などを詳しく見てみる

利用空港数:52空港

  1. 関空:39回
  2. 羽田:22回
  3. 伊丹:14回
  4. ホーチミン:11回
  5. サンフランシスコ:10回
  6. ハノイ:7回
  7. インチョン:6回

1番よく使う機内持ち込みサイズのスーツケースに「KIX BASE」のタグをつけているのですが、それが正しいことがわかりました。

海外では、仕事で3ヶ月ほど赴任していたベトナムが多くなっています。ホーチミン〜ハノイ間のは何度も乗りました。

あと、なんと成田がたった3回ということが分かり思わず笑ってしまいました。使いにくいんですよねぇ…

利用航空会社:31社 ANAが断トツ

  1. ANA:32回
  2. ベトナム航空:12回
  3. ユナイテッド航空:9回
  4. 中国東方航空:7回
  5. 大韓航空:4回
  6. KLMオランダ航空:4回
  7. ピーチアビエーション:4回

1位は当然、昨年プラチナ会員資格を取得したANAです。筋金入りのANA派というわけではありませんが、今までJALに乗ったことがありません。

3位の中国東方航空、中国だけでなく、インドやネパール、カンボジアなどへの便が安く買えるので、学生のときによく乗りました。過激なスケジュールの乗り継ぎ便が激安でSkyscannerの検索結果に出ます。

その度に詳細をクリックして、「青島で12時間待ち」「上海に着いたのに一旦北京へ行って23時間待機してからようやく関空着」とかいうとんでもない旅程を眺めるのが、雨の降る日曜午後の楽しみだったりします。

私の場合、

  • 関空→上海(浦東)→地下鉄で移動→上海(虹橋)→昆明→コルカタ→翌朝他社便でデリー
  • プノンペン→南寧(実は南寧経由であることを当日知る)→昆明(深夜着・早朝発)→関空(早朝着)

というフライトも今ではよい思い出です。

あと、今気づいたのが、意外とスカイチーム系列が多いですね。ベトナム、中国東方、大韓、KLM…いずれもスターアライアンスやワンワールドと比べると航空券が安い傾向にあると思います。

搭乗機材:22種類 双発機ばかり

  1. A320:19回
  2. B738:14回
  3. B772:11回
  4. A321:10回
  5. B73X:7回
  6. B77W:5回
  7. B77E:5回

当然ながら双発機ばかりですね。YouTubeで昔の空港の映像を見ると、4発・3発機がたくさん活躍していて、当時を経験した人を羨ましく思います。

また、レジ番がわからない場合は記憶を頼りに入力したので、今回のデータの中では最も不確かなものになってしまっています。

搭乗路線:85路線 王道の伊丹〜羽田

  1. 羽田 – 伊丹:6回
  2. 伊丹 – 羽田:5回
  3. ホーチミン – ハノイ:3回

ちなみに、距離別順位だとサンフランシスコ – 関空が1位、クアラルンプール – 関空が2位となりました。

年別搭乗回数:2017年乗りすぎ

ANAのSFC修業をしていた2017年、乗りすぎですね。仕事での飛行機移動も多かったです。

記録に残っている1番最初の飛行機体験は、小学生のころにエアチャイナで北京へ行ったこと。確か機材が747だったのと、北京空港が改装前で薄暗かった記憶がうっすらと残っています。

親曰く、幼い頃YS-11で伊丹〜徳島間に何度か乗ったらしいのですが、さすがにその記録は残っていませんでした。

月別・週別搭乗回数:3月・8月、週末

これは予想通りですね。春休みの3月、夏休みの8月。出発と到着は金・土・日。

航空会社も火〜木曜日に出発・到着するフライトは価格が安いとも言われていますよね。

他の人の記録も見てみたい!

入力にはかなり手間がかかってしまいましたが、いろいろと面白いデータを見ることができました。

YouTubeでは、私なんかより何倍も飛行機に乗っている愛好家の方がたくさんいらっしゃるので、ぜひ皆さんの記録を見せていただきたいなと思います。

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