
一時帰国の間、東京へ行くことに。往路は前から乗りたかった伊丹→成田 NH2176便を利用しました。
この便は国内線にもかかわらず国際線の機材で運航されています。そのため、「普通席の料金で国際線ビジネスクラスの座席に座れる」ことが可能です。
ANAの国際線ビジネスクラス自体は、去年の夏にフランクフルト→羽田便で乗ったことがあるので、私自身は特に目新しさはなかったのですが、今回はあえてこの便を選んでみました。
- 搭乗日:2019-10-20
- 便名:NH116
- レジ番:JA783A
- 出発空港:ITA
- 到着空港:NRT
- 機種:Boeing 777-381(ER)
まずはチェックイン&ラウンジへ
まずは伊丹空港でチェックインします。工事のためプレミアムチェックインカウンターが1階のぐるっと遠回りしたところにありました。

リニューアルしたばかりのANAラウンジを初体験。機体がすぐそこに見えます。前のラウンジとは大違いですね。お弁当を食べながら搭乗を待ちます。
搭乗開始、ビジネスクラスの座席へ

搭乗は少し離れた5番ゲートから。前に14時台の成田行きに乗ったときは外国人客がたくさんいたのですが、今回は少なかったように思います。

今日の機材はボーイング777-300なのでファーストクラスの設定もあります。
このNH2176便で、機材がボーイング777の場合は、国内線プレミアムクラスの航空券で、国際線ファーストクラスの座席に座れます。
今回の私の座席は10E、通路側の左側の席です。本当は窓側がよかったのですが、予約時に空いていたビジネスクラスの座席はここだけでした。

この光景だけだとどう見ても国際線なので、数十年ぶりに伊丹から海外定期便か?と思ってしまいそうです。
飲み物、機内エンタメも国内線と同じ

離陸後すぐ飲み物のサービスがありました。ムダに広いテーブルに置くと揺れでこぼれそうになります。

機内エンタメについては、本来は国際線なので映画が見られるはずなのですが、新作のリストに表示されたのはたったこれだけ。飛行時間が1時間と短いので、飛行中に見終えることができるものしか表示されないのかと思いましたが、この映画は上映時間が106分あるようなので、理由は別にありそうです。
シートの機能はフルで使えます。せっかくなので10分ほどの間フルフラットにしてみました。
国内線無料Wi-Fiは使えなかった
現在はANAもほとんどの国内線機材でWi-Fiが使えるのですが、この機材は国際線です。
Wi-Fiの名前が国内線とは異なっています。接続してみると案の定国際線の有料接続の画面が表示されました。

伊丹→成田の航路は三宅島上空を通過するのが特徴です。あっという間に成田に到着です。

お手軽にビジネスクラスの座席を体験できます
この日は都内で用事があったため、成田空港到着後、バスで1時間以上かけて東京駅へ向かいました。本来なら普通に羽田行きに乗るのですが、ビジネスクラスの座席を手軽に体験できるこの便に乗りたくてあえて選びました。
時間に余裕があればぜひ1度乗ってみてください。