アテネ滞在3日目・最終日。小さい街だけに一通りの観光地はすでにクリアしたので、夕方のフライトまでどこで時間を過ごそうかと迷っていると、『地球の歩き方』の地図の端に「ギリシア自動車博物館」の文字が。詳しい記述がないのでネットで調べてみると、マニア垂涎のクラシックカーが展示されている模様。クルマ好きなら行くしかないでしょー!
シンタグマ広場から約20分
Hellenic Motor Museum(ギリシア自動車博物館)は、地下鉄ビクトリア駅を出てすぐ南にあります。シンタグマ広場から地下鉄を乗り継いで20分ほど、オモニア広場から歩いても15分ぐらいです。
入り口は上の階にあるので、このエレベーターまたは螺旋スロープで上がります。スロープの壁に沿って自動車の歴史が順に学ぶことができます。
料金は8ユーロ。図録やちょっとしたグッズ、F1シミュレータもここにあります。チケットを買ったらさらに上の階へ。
まずは元祖“自動車”から
まずは自動車創生期、20世紀初頭~第2次大戦前の車が並びます。僕はT型フォード以外全く知らないので、軽く見る程度。
歴史順で並べると、1番最初の展示車はこれでした。一応アメ車だそうな・・・
20世紀の欧州車・アメ車がずらり
続いて1番上の階。このフロアがスペースが1番広く、戦後~70年代頃の欧州・アメ車が中心に展示しています。写真でしか見たことがなかったたくさんのクラシックカーが、手で触れられるぐらいの距離で鑑賞できるなんて、至福のひととき・・・
BMW、メルセデス、アストンマーチン、ジェンセン、ロータス・・・ このフロアだけで2時間近くうろうろしていました。
最後はイタリア車づくし
最後はいよいよイタリア車フロア!うおおおおおお!!!
さすがにこのクラスとなると、日本ではイベントに行かない限りまず見ることはありませんよね・・・ 個人的には、60~80年代の欧州車の、ヘッドライトからテールライトまでの躍動するような、それでいて後ろでストンと落とすような(?)、そんなボディラインが1番の好みのツボです。いやはや、幸せな時間でした。
さて、この博物館は、建物のうち上部の3層を展示フロアとして使っています。吹き抜けはこんな感じ。1番上のフロアはロフトになっていて、上部にはちょっとした資料閲覧コーナーになっているようでしたが、あいにくこの日は立ち入りが禁止されていました。休日なら空いているのかも?そこからこのクルマたちを見下ろすのも、またすばらしい景色が見られそうです。
もちろん図録を購入。価格は確か12ユーロほどだったかと。この日展示されていなかったJagur E-Typeや、これまでの企画展の様子も掲載されています。
ということで、アテネで時間が余ったら、Hellenic Motor MuseumへGO!
- 公式ホームページ Hellenic Motor Museum
- 開館時間 10:00~14:00(月~金)、11:00~18:00(土・日)
- 最終入場時間 閉館の1時間前
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