アテネから日帰り!鉄道でメテオラへ

消化不良で終わった3つの島巡りツアー。このモヤモヤを晴らすべく、当初予定にはなかった世界遺産・メテオラへの日帰り旅行を敢行することにしました。

前日に駅で切符を購入

ツアー終了後、市内に戻ってすぐ、地下鉄でアテネ駅へ足を運びました。

地下鉄駅から地上に出て思わず一言、「これが一国の首都の駅かよ!」。4年前に訪れたベトナムのハノイ駅でも同じセリフを言った覚えが。そういえば雰囲気も似ている気がする… ガランとした駅舎で明日のアテネ~カランバカの往復切符を買いたいと尋ねると、あっさり手に入れることができました。

料金は往復で29.30ユーロ。『地球の歩き方』に掲載の料金は25.80ユーロだったので、若干値上がりした模様。また、座席指定ということには切符を受け取ってから気づきました。

定刻通りに出発

翌朝、7時半頃駅に着くと、すでに大勢の人が。カランバカ到着まで何も食べられないことを見越して、あらかじめシンタグマ広場のマクドナルドで軽く朝食をとってきましたが、アテネ駅には朝から開いているカフェ併設のベーカリーがありました。同様に食料を買い込む人でレジの行列ができていたので、出発の30分以上前に到着することをおすすめします。

アテネ駅 アテネ駅

出発予定時刻の10分ほど前に、気動車がエンジン音を響かせてホームに入ってきました。個人旅行と思わしい日本人カップルや中高年の団体もちらほらと見かけました。車両は案の定落書きだらけ。指定の6号車に移動すると、人は10名もいないぐらい。定刻通り8時27分にアテネ駅を出発しました。車両1両の座席は、進行方向に向いた席と、反対向きの席が半分ずつあり、方向を変えることはできません。空いている場合は席を移ることができますが、そうでない場合は5時間以上反対向きで座らざるをえないため、注意が必要です。

ギリシャの車窓
30分ほどすると、辺りは荒涼とした大地と、低い山が連なるばかり。海は遠く離れていて、出発から2時間もすると見ることができなくなるため、車窓としてはあまり面白いものではありませんでした。カランバカ到着までの5時間半は読書と睡眠に費やすことに。

途中切り離しは無し

注意していた点は、『地球の歩き方』の、アテネ~カランバカの直通列車は、全6両のうち3両が途中で切り離される。という記述。どの駅かは書かれておらず、自分が乗っている車両は人が少なかったので、1番の心配事でした。

Google Mapsでチェックしていて最も怪しかったのはこの駅。ふた手に分かれていて、真っ直ぐ進んでしまうとラリッサやテッサロニキ方面に行ってしまいます。念のため、この駅で一旦停止した瞬間、急いでホームに立つ駅員さんに駆け寄り確認したところ、カランバカへはこのまま乗っていても大丈夫とのこと。結局、切り離しはありませんでした。とはいえ、後述のとおり今回は帰りが満員だったため、往路での切り離しがなかったのかもしれません。切り離しの有無は、事前に確認しておいてください。

メテオラ

出発からすでに5時間が経過。暇だしお腹減ったしと思っていたところ、右側の窓から明らかにおかしな形の山・・・山?岩?

アテネ駅の時刻表

というわけで13時40分、ようやくカランバカ駅に到着。片道約5時間半かかりました。駅についてまず先にすることは、帰りの列車の時刻を確認すること。同じ車両が17時32分にカランバカを出て、21時48分にアテネ着とのこと。

日帰りならショートツアーが便利

メテオラ

駅を出て街の中心部へ。街並みは普通でも、その背景がこの世のものとは思えない!徒歩で行ける距離(と高さ)ではないし、レンタルバイク店も見当たらなかったので、あらかじめ調べていた地元の旅行会社へ向かうことに。ちなみに、ツアーが終わった後、街を歩いていると、アテネ駅で見かけた日本人カップルがバイクに乗って走っているのを見かけました。探せばあったのかもしれません。

Meteora Thrones Travel Center

駅にも広告を出していました。日帰りツアーは14時出発と聞いていたので、それまでに着いておけば当日でも乗せてくれるだろうと思って少し前に到着したところ、予約していた人が全員揃ったので早めに出発してしまったとのこと。そりゃそうだよね。が、担当者が気を利かせてくれて、マイカーで最初の観光ポイント、メタモルフォシス修道院まで連れて行ってくれることに。修道院前の駐車場で無事合流。ベンツの高級感あふれるマイクロバスで快適に移動できました。

限られた時間ですべての見どころを回るので、慌ただしく記念写真を撮るだけになりがち。とはいえ、ここまで来てよかった!と言えるすばらしい景色を堪能することができました。メテオラ自体の説明はここでは割愛。

メテオラ メテオラ

メテオラ
メテオラ
メテオラ

ミント

バスドライバー兼ガイドのおじさんが、その辺に生えている雑草をむしり取り、これ何だと思う?と聞いてくる。匂いをかいでみるといい香り・・・ミントだ!

バタバタツアーも3時間ほどで終了。再び街の旅行会社前で降ろされて解散しました。帰りまではまだ時間があるので街中を散策することに。

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ラウンドアバウトの交差点もこの迫力。

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どう見ても日本語だけ浮いてる。漢字というヨーロッパにはない文字を真似しようとした結果、異様な雰囲気を放つフォントに。

アテネに戻ると23時前

帰りの列車も定刻通り17時32分発。ゆっくりと太陽が沈む中、遠く離れたアテネに向かって少しずつもと来た道を戻ります。行きと違って帰りは満席。停車する度にアテネに出かける地方の人々が乗り込んできます。指定席を買えなかったのか、席に座れずに通路に座り込む人もいました。

深夜のアテネ駅に到着

アテネ駅到着は22時45分。帰りも同じく5時間以上かかりました。地下鉄はまだ運行しているので、すぐにプラカ地区へ戻ることができました。

日帰りなら事前にツアー手配を

というわけで、アテネから日帰りでメテオラに行く際は、事前に鉄道&バスがセットになったツアーを予約することおすすめします。旅行会社では99ユーロで販売しています。メテオラはアテネから遠く離れていて、列車の本数も限られていることから、失敗を避けるためにも今回のような行き当たりばったりはやめたほうがよさそうです。

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